最近、アーセナルのサッカーが良さげで気になってて試合を録画しておいたんですが、今さっき観終わりました。
やはり良いね!アンリという絶対的エースを失って今年は駄目かと思っていたけど、むしろそれが良かったようで。アンリがいた頃はとにかく最後はアンリにボール渡してアンリがフィニッシュってのが常だったが、アンリがいなくなったことで攻撃が多彩になった・・・気がする。何と言うか、誰が主役ってのは無くて、皆で攻撃する感じ。この方が相手としても守りにくいでしょう。去年まではアンリさえケアしておけばアーセナルの攻撃力をそれなりに抑え込めたわけだから。そしてパスワーク最高。みんなワンタッチかツータッチでリズム良くボールを回すんですな。まるで良い時のバルサを見ているよう。
「誰が主役ってのは無い」って書いておいてアレですが、やっぱりアーセナルの心臓はセスク・ファブレガスですなぁ。ヴィエラの後継者がこんなに早く見つかるとはね。あれでまだ20歳っていうんだから驚きである。つーか、バルサの下部組織で育ったんだからバルサに帰って来いよ。でもアーセナルと8年契約結んじゃったんだよな(涙)
あと今年ブレイクした感があるアデバヨールは強い!大抵のボールはしっかりキープしてポスト役をこなしてくれる。あのキープ力はちょっと驚異でしたね。こういう選手がトップで張っていると中盤の選手はやりやすいでしょうなぁ。平山も見習ってくれw しかも結構守備も献身的にやる辺りもグッド。
まぁ要は今のアーセナルはトータルフット的なサッカーが出来ているわけ。ただ、相手のブラックバーンが縦パスをしっかりケア出来ている時間帯は結構攻めあぐねていたから、そこら辺の崩しが課題っちゃ課題なんですかね。チェルシーなんかはそういう守備を90分間出来るだろうし。しかし、ケガしてるのか知らんがロシツキーとファン・ペルシーを欠いての試合だったから、ある意味この試合も余力残しな訳でベストメンバーが揃ったら相当ですよ、これは。
今月、チャンピオンズリーグでアーセナルは決勝トーナメント初戦でいきなりACミランと当たってしまうが、世界チャンピオン相手でもこういうサッカーが出来るのか注目したい。